なぜポートフォリオをアニメサイト化したのか
個人開発・デザイン・活動記録を、一つの“作品”として再構成したポートフォリオサイト。
はじめに
新しいポートフォリオサイトを公開しました。
今回のサイトでは、
一般的な「制作実績一覧」のような構成ではなく、
日本のアニメ作品公式サイトから強く影響を受けたデザインを取り入れています。
ニュース、作品紹介、スタッフ、スペシャルコンテンツ。
まるで一つの“作品サイト”のような構造です。
なぜ、個人開発者のポートフォリオを
ここまで「アニメサイト的」にしたのか。
今回はその背景について書いてみようと思います。
「実績一覧」だけでは伝わらないものがある
これまでいろいろなポートフォリオを見てきました。
洗練されたものも多く、
情報整理としては非常に完成されています。
ただ、その一方で、
どこか“同じ見え方”になってしまう感覚もありました。
- どんな空気感で作っているのか
- 何に影響を受けているのか
- どんな熱量で作っているのか
そういった「人らしさ」や「温度」が、
情報の整理と引き換えに薄くなってしまうことがある。
自分はそこに少し物足りなさを感じていました。
だから今回は、
スキルや実績だけではなく、
“活動全体の空気感”まで伝わるサイトを目指しました。
アニメ公式サイトの“密度”が好きだった
昔からアニメ作品の公式サイトを見るのが好きでした。
特に印象に残っていたのは、
情報量そのものではなく、
サイト全体から伝わる“作品の熱量”です。
- キービジュアル中心の構成
- 細かく配置されたUIパーツ
- 独特なタイポグラフィ
- 更新され続けるNEWS
- SPECIALコンテンツ
- STAFFページ
- 世界観に合わせた演出
サイトを開いた瞬間に、
「この作品には空気がある」と感じられる。
その感覚に強く惹かれていました。
そしてある時、
「この表現を、個人開発者のポートフォリオに持ち込めないか」
と思うようになりました。
“個人開発者を作品として描く”という発想
今回のサイトで一番大きなテーマは、
「個人開発者そのものを、一つの作品として描くこと」
でした。
通常、ポートフォリオは
“成果物を並べる場所”として設計されます。
でも実際には、
- どんな思想で作っているのか
- どんなものに惹かれているのか
- 日々何を考えているのか
そういった背景こそ、
その人らしさを作っている気がします。
だから今回は、
WORKSだけではなく、
- NEWS
- ABOUT
- LOG
なども含めて、
活動そのものをコンテンツとして再構成しました。
“作品”を紹介するのではなく、
“活動そのもの”を作品として見せる。
そんな感覚で設計しています。
デザインについて
ビジュアル面では、
アニメ公式サイト特有の「情報の装飾性」をかなり意識しました。
画面の中に、
- ステッカーのようなモチーフ
- UIフレーム
- 小さなラベル
- 英日混在のタイポグラフィ
- ノイズ感のある情報配置
などを散りばめています。
単なる装飾ではなく、
“世界観を構成するための情報”として置いています。
また、
完成されすぎたUIではなく、
少し雑多で熱量のある画面を目指しました。
今後について
このサイトは、
完成品というより「更新され続ける場所」として考えています。
今後も、
- 開発ログ
- 制作背景
- デザイン実験
- 個人開発プロジェクト
などを継続的に追加していく予定です。
アニメ作品の公式サイトが、
放送や公開に合わせて変化していくように。
このサイトも、
活動と一緒に育っていく場所にできたらと思っています。
最後に
個人開発には、
もっと“作品性”があっていい。
そんなことを考えながら、
今回のポートフォリオを作りました。
もしサイトから、
技術だけではなく、
空気感や熱量まで伝わっていたら嬉しいです。